東方原作の成長記録
自己紹介
はじめまして、GUT1年のHRKです。
気がついたらもう12月です。時が経つのが早く感じますね。今年の春にGUTに入部してからはずっと、主に原作をやってます。というか原作しかやってないです。というのも、絵心は壊滅、音楽は聞き専、文才は無し、PCは初心者ということで創作活動に手を出せずにいます。まあその分原作の打開を頑張りました。かつて初心者ノーマルシューターだった私も今では一人前(?)のルナシューターです。
本編
原作攻略を始めるまで
さて、入部当初の私ですが、東方原作の経験はほとんどありませんでした。「ほとんど」というのは、高校時代に興味本位で風神録や紺珠伝の体験版をダウンロードして、年に数回思い出した時にちょこーっとEasyかNormalをプレイしていた、という程度です。紺珠伝は完全無欠モードで3面くらいまで行って無理だーってなっていた覚えがあります。(難易度は覚えていませんが多分Easyです…。)当時、東方については有名原曲とそのアレンジ楽曲、公認二次創作ゲームの東方LostWordから得た情報しか知らない初心者だったので、部室でいくらでも原作をプレイできるというのは大変魅力的でありました。
本格的に攻略を開始
入部後、原作を触り始めて数回経った頃の5/16に妖々夢ENCを達成しました。人生で初めての”東方原作ノーコンティニュークリア”だったのでとても嬉しかったです。また、即座に「次はどの作品をクリアしようか」という気持ちが芽生えたのを覚えています。この時には、私は既に弾幕STGの虜になっていました(笑)。
まずはこれまでの達成記録をざっと紹介します。多すぎるので各作品の達成日は省きます。
(全作=旧作を除く全整数作品)
5/16 初ENC(妖々夢)
5/20 初NNC(永夜抄√B)
7/4 全作NNC(地霊殿でfin.)
7/10 初EXC(天空璋)
7/12 初HNC(虹龍洞)
8/3 初LNC(花映塚)
8/15 初LNC6面型(天空璋)
9/20 全作EXC(神霊廟でfin.)
10/6 全作HNC(鬼形獣でfin.)
11/21 全作LNC(永夜抄√Bでfin.)
全作NNCを達成してウキウキだった7月と、2カ月もあって最高に暇だった夏休みに作品埋めがかなり進みました。Easyは飛ばしていたので、Normalを攻略する時に初めて亡き王女の為のセプテットやピュアヒューリーズなどの(挙げ始めたらキリがないですね)、弾幕STGを知らない時から知っている”あの曲”を聴きに6面まで到達してボスを撃破するということに大きなやりがいを感じていました。特に、私は音楽から東方に入ったので感動も大きかったです。余談ですが、初NNCと最後のLNCがどちらも永夜抄√Bだったことに今気が付きました。何か運命を感じます。
ここから、Lunaticの攻略記録をクリア順で作品ごとに紹介したいと思います。
1作品目:花映塚
・達成日:8/3
・初クリア機体:メディスン
クリアした感想
恐らくLNCに要求される実力は全作品中でもかなり低めです。私は霊夢や魔理沙などのNNCをして花映塚に慣れてきた頃にメディスンHardに挑戦したところ無敗でラスボスの映姫を倒せてしまい、「あれ?これLunatic行けるんじゃね?」と思って挑戦したところ、同日中にLNCを達成できました。メディスンがあまりにも強すぎて、拍子抜けするほど簡単に感じました。(天空璋LNCをX-旧Twitter-で報告するとき、花映塚LNCの存在を忘れて天空璋LNCを1作品目としてしまった程です。)チャージ速度が少し遅いのが難点ですが、吸霊範囲も優秀でC2とボスアタの白弾含有量も良い感じに多く、自機操作の観点でも比較的使いやすい機体だと思いました。まあ当時はCPU早落ちしすぎだろくらいにしか思っていませんでしたが。
アドバイス
花映塚をLNCしたいならメディスンを使うことをお勧めします。メディスンはCPUを被弾させる能力が非常に高く、本来は3分経過しないと勝てないStage6〜8のCPUも1分台前半で落ちてくれます。ただし、映姫は1戦目は全然被弾せず、シンプルに弾幕も激しいのでStage9は少し頑張る必要があります。それでもStoryModeでは他の機体を寄せ付けない圧倒的な強さを誇ります。注意点としては、いくらメディスンが強いと言っても花映塚の基本的な操作(C2を使う、連爆を狙う等)はできている必要があります。まあそれも魔理沙や霊夢でNNCできる程度で十分というのがメディスンの恐ろしいところです…。文も対CPU性能が高い機体ですが、移動速度や吸霊などの点でメディスンより少し扱いづらいです。LNC2機体目にはおすすめです。
2作品目:天空璋
・達成日:8/12
・初クリア機体:霊夢+夏
クリアした感想
自身初の6面型作品LNCです。夏休み始まって序盤の8月上旬、暇だったので「天空璋全16機体NNCしよう!」と思い立ち、1日2機体くらいのペースで埋めていました。さすがに10回以上もNNCしていると、天空璋という作品への理解も深まってきて自信がついてきます。そこでHardに挑戦してみたところすんなりクリアできたので、「詰めればLunaticいけるんじゃないか」と思い解放パターンなどを詰めたところ翌日にLunaticもクリアできました。まさかこんなに早く6面型作品のLunaticをクリアできると思っていなかったので、自分自身の成長に驚いていました。サブ季節夏を使用したので解放連打ができたり、弾消しで素点がたくさん増えてスコアも残機もどんどん増えていくのが楽しかったです。
アドバイス
初クリアには霊夢+夏がおすすめです。霊夢のホーミング+扱いやすいボムで道中もボス戦も他機体よりは楽ができます。攻略のポイントは夏の季節解放の使い方ですが、主に①解放を敵に直当てして高火力で削る②弾消し+素点を稼いでエクステンドの2つです。①は道中の硬い妖精やスペカ開幕の体力削り、②は効率よく弾消しができるタイミングを覚えて行います。難所のスペカはボム+解放直当てで避けずに済ませることができます。総ボム数が多いので、1道中、4道中ラスト、5ボス戦、隠岐奈通常など安定しない箇所でボムを惜しまず使いましょう!!
3作品目:紺珠伝
・達成日:9/15
・初クリア機体:早苗
クリアした感想
紺珠伝は私が一番最初に購入した原作なので、思い入れが深いです。冴月麟先輩に「紺珠伝早苗はボムゲーでLNCできる」と聞いて、取り組んでみたところ確かにボムゲーでした。しかし経験の浅さから来る抱え落ちに悩まされたりして一筋縄では行かない打開でした。クリアテイクでは純狐凸3-1、通1とスペカ1枚目の掌の純光で被弾してかなり焦りましたが、0-0の状態で純粋なる狂気のラスト1波をお祈りしながら不動で避けてエクステンドするという神プレイに救われてクリアし、とても興奮したのを覚えています。改めてリプレイを見返してみても、6面は特に緊張でガッチガチなのが動きから伝わってきて面白いです(笑)。
アドバイス
早苗と鈴仙がクリアに近いです。早苗ならば適切なタイミングでひたすらボムってチャプターボーナスをたくさん貰いましょう。5,6面はグレイズを稼ぐのが難しかったりボム1回で終わらないトラウマ妖精の通常弾幕があったりと難所も多いので難しいです。覚えるところは覚え、時には2ボムしてでも抱え落ちを減らすことがクリアの鍵です。完全無欠モード等である程度紺珠伝Lunaticの弾幕に慣れているなら鈴仙での攻略も良いと思います。鈴仙の場合、JAKE氏のこちらの動画が参考になります。
4作品目:紅魔郷
・達成日:9/19
・初クリア機体:霊夢A(霊符)
クリアした感想
亡き王女の為のセプテットが東方曲の中でも一二を争うくらいの推し曲なので、ニコニコしながらレミリア凸して通1を避けていました。そしてピチューン。いやー通1で毎回のように被弾して抱えてました。アカン。また、最終スペカの紅色の幻想郷がとても苦手で大苦戦しました。いくらリソースを持って行っていても緊張感が凄かったです。いやしかし、この緊張とセプテットの神メロが合わさると東方してるなあという気持ちになります。そういえば、この作品の打開からthpracを使い始めました。3道中のパターン組みや5、6面のスぺプラを頑張っていた覚えがあります。クリア後の紅楼はやはり最高で鳥肌ものでした。まだの人はぜひ紅魔郷を打開してこの感動を味わってみて欲しいです。
アドバイス
紅魔郷はLunaticの中でも難しい作品とよく言われますが、その実抱え落ちが大体の難しい原因です。神主もボムを打てば3倍は長く生きれると言っています。紅魔郷の全リソースは8機30ボムあり、加えてボスのスペカ枚数は軒並み少なめなので、しっかりと決めボムしていきましょう。その上で、レミリアのラスト2スペカ(マイスタ、紅色)にどれだけリソースを持ち込めるかがクリアの鍵です。また機体間の性能差が大きくないのがこの作品の特徴ですが、初クリアには無難に誘導霊夢(霊夢A)が良いかなと思います。
5作品目:風神録
・達成日:9/20
・初クリア機体:霊夢A(誘導装備)
クリアした感想
紅魔郷LNCを決めた後、全く手を付けていなかった風神録Lunaticに取り組んだ所、何と2日で終わってしまい、簡単やなと思いました。(尚、現在LNBで大変苦しんでいる模様。)霊夢Aの誘導ショットと風神録特有のつよつよ霊撃でサクサク進んで楽しかったです。神徳を除く。一回神徳落ちをかましましたが沼らなかったので良かったです。総じて、道中パターンなどの座学が一切無しだったので記憶としてはかなり薄いです。
アドバイス
大半のスペカを一つ飛ばせる強力な霊撃とそれを支える大量のPower供給により、難所をガンガン攻略していくことになります。誘導霊夢なら道中すらパターン組まずにクリアできてしまいます。誘導霊夢のただ1つの問題点は6ボス最終スペカの神徳にあります。ボスの体力が高くボムは弱体化、ボムを撃つことによるPowerの減少と大変苦しい戦いを強いられます。ここに残機を2つほど持っていければ十分クリアできるでしょう。霊夢Bなら攻撃範囲を犠牲にした高い正面火力でボス戦、特に神徳が早く終わります。パターンをどれくらい組んで攻略するのかに合わせて決めると良いです。え、魔理沙B?魔理沙Bは適当にやってればクリアできるんじゃないかな笑
6作品目:妖々夢
・達成日:9/23
・初クリア機体:咲夜A
クリアした感想
妖々夢はLunatic中堅くらいのイメージがあったのですが、全リソースをカウントするとかなり余裕があったので、難しい箇所ではボム連打という戦略に切り替えたところすんなりクリアできました。ちょっとくらいなら抱え落ちしても大丈夫だったので気持ち的にも楽でした。あと森羅結界発動中の気合避けが楽しいです。勝ち確状態でのボーダーオブライフは最高に気持ち良かったです。妖々夢の打開をすると毎回、妖々夢って神ゲーだな…と思いますよね(圧)。全人類妖々夢をやりましょう。
アドバイス
初クリアには咲夜Aがお勧めです。この作品、機体ごとに残機一つ当たりのボム数が異なっており、魔理沙2、霊夢3、咲夜4となっています。そのため咲夜使用時の全リソースは1000エクステンドすれば11機52ボムと、とんでもない回数ボムが撃てるので難しいと思ったらガンガンボムっていくことがクリアの近道です。また、咲夜Aは高速ショットは低火力ですが広範囲、高速ショットはホーミングで火力もそこそことなっておりその点でも使いやすいです。咲夜の場合、メルラン通1は大事故多発地帯なので確実に3ボム撃って沈めましょう。避け力に自信があるなら霊夢Bもお勧めで、高火力と移動速度、桜点稼ぎの点で使いやすく全体的にハイスペックです。特に密着して高速ショット全当てが最強です。
7作品目:錦上京
・達成日:9/29
・初クリア機体:霊夢(メインY2、集中R1、拡散G2、支援R2)
クリアした感想
道中・ボス共に弾幕がとにかく難しいですが、インペリの圧倒的な強さ、異変敵撃破による弾消し、リソースの多さが相まって何とかクリアできるようになっているという印象です。神主が「奇跡のバランス」と言ったのも納得です。でも本人はクリアチェックできてないらしいです。 弾消しや大量のアイテムを回収できる地帯などは爽快感があってとても楽しかったです。弾幕は難しすぎたけど。メイン石インペリ以外でクリアできる気はしないです…。
アドバイス
推奨機体は霊夢、メインはインペリ、集中石にはオプションが自機の前に集まるものが良いです。拡散石はホーミングが良いでしょう。支援石は異変敵回しの効率化に寄与するものを選びましょう。開幕後、1面とは思えない苛烈な弾幕が飛んできますが、大半はチョン避けで対処できます。厄介な全方位妖精は積極的に速攻することがコツです。それ以降もまともに避けていらない弾幕が次々とやってくるので、異変攻撃を発動させてインペリで耐えるか、発動しなさそうならばボムを撃って凌ぎます。霊夢はボム中も通常ショットのダメージが入り、ボムのダメージと合わせてたいていのスペカを1ボムで飛ばせます。したがってボム中の打ち込みが大事になってきます。幸い、異変敵をしっかり回していけばリソース自体は多いので、低残機進行でも案外なんとかなります。(私のクリアテイクでは一度も4機以上になっていませんでした。)ただし抱え落ちは厳禁です。
8作品目:虹龍洞
・達成日:9/29
・初クリア機体:早苗(初期カード:法力経典、ヴァンパイアファング、ドラゴンキセル)
クリアした感想
ルナクリア2作くらいの時に挑戦し、カードをこれ以上無い神引きをしてもなお千亦バレットドミニオン落ちという記録を出してそれ以降放置していましたが、そろそろ実力も上がってきたし良い頃合いだろうと思い挑みました。数テイク目で良いカードを引き、そのまま余裕でクリア(残4-3)したので、自分の成長を実感できた打開でもありました。あと早苗ボムが強い。経典を持ち込んだ状態でボス通常を置きボム→スペカでファング当て→キセルで残機のかけらゲットという最強パターンが優秀で、爽快でした。
アドバイス
低速ホーミングで道中楽ができ、ボムも高火力な早苗がお勧めです。初期カードは経典・ファング・キセルという王道の組み合わせがやりやすいと思います。被弾でPower1.00と資金力の三分の一を失ってしまうのがかなり痛いので、連続被弾だけは避けましょう。抱え落ちも✖。あとは結局のところ途中のカードの引き運が大事になってきます。各面の細かい攻略には、かーすら氏のこちらの動画が丁寧にまとまっており参考になります。
9作品目:鬼形獣
・達成日:10/6
・初クリア機体:魔理沙カワウソ霊
クリアした感想
Hardで異常に沼ったのでとても警戒して挑んだのですが、Hardのパターンが一部転用でき、さらに強力なカワウソボムの連打で押し切ることができました。弾幕難易度とリソースのバランス的にはLunaticの中でも簡単な部類に入るのかなとは思いますが、ロアリング周りの仕様にかなり苦しめられました。特にロアリング終了直後に被弾するというのが辛かったです。しかし10ボム以上抱えても残1-2クリアできたので、本当にこの作品リソース多いんだな…と思いました。
アドバイス
カワウソ霊を選択し、潤沢なボムをどんどん使って攻略するのがクリアに近いと思います。オオカミ霊も強いですが、Lunaticは敵弾数の多さから視認性が特に良くないので、ストレスフルなプレイになります。
また、低速時の火力の高さから、霊夢よりも魔理沙がオススメです。神霊廟妖夢などで妖夢の斬撃の扱いに慣れている場合は妖夢を使っても良いと思います。3面までの道中はパターンを組んだほうが良いと思います。ほとんどの弾が自機狙いですが、倒すまで弾を吐き続けるザコ敵が多く、しっかり速攻していかないと事故被弾がとても多くなりがちです。4面道中、5ボス戦は特に難しいのでボム連打で良いです。ボムりまくってもなんやかんや6面に十分なリソースを持っていけるのが鬼形獣という作品です。
10作品目:神霊廟
・達成日:10/10
・初クリア機体:霊夢
クリアした感想
全体的な弾幕難易度の高さと、リソースの少なさから1〜4面で苦戦する期間が長かったです。魔理沙ではなく霊夢でクリアを目指したのはなんとなく霊夢が良かったからで、深い理由はないです。4面までノーミスくらいのペースで行けるのですが、青娥にボコされること数回。青娥戦を突破できると5道中でリソースがかなり増え、布都戦は緊張はするものの簡単な弾幕が多く助かりました。苦労しつつトランスパターンを2面〜6道中まで完璧に組んで6凸まで漕ぎ着けたところで、今度は神子落ちを何度もやらかして悔しい思いをしました。しかし6道中曲もボス曲もとてもかっこいいので、6面はストレスフリーに遊べて良かったです。
アドバイス
新霊廟はエクステンド回数が少ない作品なのでリソースがカツカツになりがちです。トランス中は回収した残機とボムの欠片(小神霊)が2倍でカウントされるので、エクステンド回数を増やすためにも各面でその小神霊が現れるタイミングでトランスを発動させられるようにパターンを組む必要があります。トランス性能がいまいちな霊夢よりも、ボム×密着打ち込み×トランスというコンボが強力な魔理沙がクリア向け機体となっています。布都が5ボス最弱クラスである一方、青娥と神子は全体的に難しい弾幕を撃ってくるのでしっかりとスぺプラしておきましょう。
11作品目:星蓮船
・達成日:10/20
・初クリア機体:早苗B
クリアした感想
神霊廟をクリアした後、周囲に星蓮船の攻略を進めている人が複数いたため、気運が高まってきていると思い挑戦を開始しました。しかし正直過去イチで苦戦し、Lunatic最難関の噂は伊達じゃないなと思い知らされました。特に3・4道中の安定しなさが半端ではなく、プラクティスでは通るのに1面から通すと崩壊して満身創痍、なんてこともあり発狂しかけました。果てには円盤1ミリ落ちもやらかして今度は発狂しました。ただ、自信がついたのも事実で、翌日にはリベンジを決めクリアできて過去一の感動と喜びを味わいました。星蓮船の魅力は、なんと言ってもベントラーパターンが綺麗に決まった時の爽快感ですよね。難易度が高いからこそ、完璧に決まった時の気持ちよさもひとしおです。
アドバイス
機体は早苗B一択です。最強ボムと最強密着火力で難しいボスの弾幕を可能な限り飛ばしましょう。早苗以外を使うのはもはや縛りプレーです。 ベントラーパターンは借りると楽ですが、まずはオリジナルで考えてみると良いかもしれません。時間はかかりますがベントラーシステムへの理解が深まり、結果的にクリアに近づくと思います。ガチでパターンを組み始めると、自然と4道中後半以外のすべてのベントラーの位置と色を覚えることになります。また、特に3道中ですがリカバリーのためのパターンも組めると良いです。例えばオリジナルでパターンを組む試みをしたことがあると、新旧のパターンによって複数の引き出しを持つことができ、不測の事態にも対応できる可能性が上がります。そういう意味でもいろいろなパターンを試してみるのが良いです。私が使っていたのは徹底的に緑UFOを出すパターンです。被弾によるPower1.00減少が痛いので、なるべく被弾数を減らすようにしました。2,3,4面のボス戦前にボムカンストを目指し、ボス戦はボムゲーして5,6面でもできる限りボムを増やします。クリアテイクでは5被弾でした。
12作品目:輝針城
・達成日:10/30
・初クリア機体:魔理沙B
クリアした感想
NormalとHardは霊夢AでクリアしたのでLunaticも霊夢Aで挑戦しようとしたのですが、弾幕が難しすぎて断念し、弾幕とまともに向き合わなくて済む魔理沙Bを使用しました。そうは言っても4面の練習に時間がかかり、印象としてはそこそこ苦戦したなあといった感じです。上部回収ラインで上下運動して残機の欠片を錬成するのは特に楽しく、今までにない体験ができて面白かったです。あと6面は道中曲もボス曲も神曲なので、苦労して6面にたどり着いたときに勇気づけられます。定期的にやりたい作品です。
アドバイス
魔理沙Bのボムは癖の塊のようなボムで、使いこなせればありえないほど残機が増えます。しかし安定して2.0を出すのは魔理沙ボムの仕様の正しい理解とちょっとしたコツが要ります。私は魔理沙Bのスコアアタックの動画で勉強しました。スコアタでは如何に沢山2.0を出すかが重要なので、緻密に計算されたアイテム回収パターンが大変参考になります。こちらの動画はゆっくり解説がついていて分かりやすいです。クリアの鍵は、3ボム持って4面に入り4ボス戦までに残機をカンストさせることです。加えて、4面以降のボス戦では通常弾幕でボムを3回撃って2.0回収で残機を増やし、ボム0の状態でスペカに挑むということが最重要です。これができればクリアは目前。おめでとうございます(早い)。
13作品目:地霊殿
・達成日:11/9
・初クリア機体:霊夢(紫支援)
クリアした感想
全体として、気合で勝負するというよりはパターンに沿って進めていくような方針で、そんなに大変な思いはしませんでした。そこまで詰め切れていませんでしたが、必要最小限の座学で突破できました。苦労した星蓮船・輝針城の打開後にサクッと終わらせてしまったのでこの作品も印象が薄いです。
アドバイス
地霊殿は風神録と同じPower1.00消費による霊撃システムを採用していますが、Power供給量が少ないという点で難易度が上がっています。しかし、①パターンを組めばノーボムで安定する箇所が多く、難所の数とのバランスが良いため難所で尽くボムってもリソースが足りる②通常&スペカで極力被弾しないようにすれば総残機数は風神録より多いなどの要因により、パターン箇所を通すだけの実力があればクリアは近いです。具体的には、3,4道中と5ボスがクリアの鍵になります。数回のボムでゴリ押せるだけの地力がある場合以外は、しっかりパターンを組んで被弾を減らすよう努めるのが良いでしょう。また、1面ループを比較的しやすい作品なので、面プラクティスを積極的に回して後半面を安定させておくことが重要です。
14作品目:獣王園
・達成日:11/17
・初クリア機体:饕餮
クリアした感想
とんでもなく沼りました。私は花映塚は相当プレイしているのですが、獣王園は全然やっておらず、システム理解すら曖昧な状態でした。なんならクリアした今でもよく分かってない。 強機体の1人である饕餮を使用したのですが、それでも残無に大変苦戦しました。無心純霊弾+C3がマジでこの世の終わり。一時はStage2〜5での被弾を繰り返し、諦めかけたこともありましたが、最後に残無戦が上手く行ってなんとかクリアできました。苦戦しただけあって達成感はかなり大きかったです。
アドバイス
強機体の霊夢や饕餮を使う、クリアに詰まったらちゃんと座学をする、くらいですかね。この作品に関してはアドバイスできることがほとんどありません。他をあたってください。
15作品目:永夜抄
・達成日:11/16(√A) 11/21(√B)
・初クリア機体:結界組(両√)
クリアした感想
リソースが多く、Lunaticの中でも簡単めというのが一般の評価ですが、抱え落ち癖のある私にとっては天敵でした。決死結界を発動させてしまうとどんどんボムがなくなっていき、あっという間にリソースが尽きてしまいます。妖々夢のように多少の抱え落ちが許されるほどの余裕があるわけでもなく、ある程度の緊張感がクリアを阻んでいました。部分部分では上手くいくこともあったので、噛み合い待ちのような状態でしたが、両ルートとも6ボス十分な残機を残して凸できた回に決めきれて良かったです。√Bのクリア時には、輝夜戦で抱えたり永夜返しで即被弾したりとグダりかけましたが、なんと最後の最後に永夜返し-夜明け-を取得することができ、全作LNCをやり遂げました。終わり良ければ全て良しとはまさにこのことでしょう。
アドバイス
前述のように、抱え落ちはもちろん、2ボム消費してしまう決死結界の発動もさせないことが重要です。つまり、決めボムが他作品以上に効果的になってきます。加えて永夜抄の特徴として、パターン弾幕が多いものの密度が高く、抱え落ちを誘発させるような弾幕が多いです。しっかりと各箇所を練習したうえで、自分の取得率と事故リスクを加味して決めボム箇所を決定しましょう。例として私は、ファーストピラミッドやGHQクライシス、サラマンダーシールドなどはパターン化可能ですが事故率が高いので決めボムしていました。ボム火力は紫より霊夢の方が圧倒的に高いので、高速移動にしてボムを撃つのを忘れずに。両ルートともに6面ボスがとても難しいので、いかにそこまでリソースの消費を抑えて突破できるかがクリアの鍵です。
おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございます。全作LNCの旅を完走した感想ですが、東方原作を始めた当初はまさかここまで短期間でLunaticをクリアできるようになるとは思っておらず、自分でも大変驚いています。現在はLNBの攻略を進めていますが、来年の今頃はどれだけの実績を積み上げているのでしょうか。未来の自分に期待です。作品数が多く一つひとつの内容が薄くなってしまいましたが、本記事を通して少しでも東方原作の面白さが伝わっていたら幸いです。
明日は社長代理さんの記事です。お楽しみに!!