東方の音MADを紹介します
こんにちは。M2のinuと申します。GUTに入ってから6年弱とそれなりの年数が経ちますが、細々と活動していたので初めましての方が多いかもしれません。アドカレも初めて書きます。よろしくお願いします。
さて本記事では、東方Projectに関する音MADをいくつか紹介します。東方関連の音MADは膨大な量があり、また自分が真面目に(?)見始めたのも最近なので、紹介する動画もだいぶ偏ったものになると思いますが、個人的な好みの紹介ということでご容赦ください。
(音MADは著作権などへの配慮を忘れずに楽しみましょう……ブログで紹介している自分が言えたことではないかもしれませんが)
そもそも音MADって?
音MADとは、音楽のリズムを合わせたMADである。
(ニコニコ大百科「音MAD」より)
MADとは、動画や音声を編集、改編し新たな意味を付加された動画や音声のことを指す。つまり、二次創作物である。
(ニコニコ大百科「MAD」より)
要は音楽のリズムに合わせて音が鳴ったり映像が動いたりするのが音MADです。定義でどうこう言うより動画を見た方が早いと思うので早速ですが紹介に移らせていただきます。
紹介
M.C.ドナルドはダンスに夢中なのか?最終鬼畜道化師ドナルド・M
「U.N.オーエンは彼女なのか?」「最終鬼畜妹フランドール・S」とマクドナルドのキャラクター「ドナルド・マクドナルド」の音MADです。非常に有名な動画なので知っている方も多いかもしれません。この動画が投稿された2008年には僕はまだニコニコ動画を見ていませんでしたが、うごメモでドナビを見ていた自分にとっては馴染み深いキャラクターです。 ドナルドは最近でも音MADの素材にされていたり(令和ドナルドとかいう往年のドナルドの扱いとはまた違った扱い方をされていたりもする)、マクドナルド公式がドナルドの動きをオマージュした動画を投稿していたりと、未だに話題の尽きないキャラクターです。やはり珍妙な格好をしたキャラクターが変な動きをするのにはなんというか根源的な面白さが秘められていると思います。 みんながドナルドの話をしてくれて本当に嬉しい。
Please kill my love
(リンクは再UP) 「U.N.オーエンは彼女なのか?」を原曲とするアレンジ楽曲「Please kiss my love」とアニメ「キルミーベイベー」の音MADです。 アニメ内の効果音やセリフを用いた音合わせ・セリフ合わせがとても心地よい作品です。映像もオシャレで見ていて楽しいです。自分がキルミーベイベーが好きなのも相まって、大好きな作品の一つとなっています。
ピチュ又 ~Preasurble Touhou Sounds.
「柴又」と東方原作の効果音の音MADです。この動画はここまでで紹介した動画とは違い、素材側が東方Projectのコンテンツとなっています。
東方原作で使われている効果音がこれでもかというほど詰め込まれており、原作をやりこんでいる人にとっては知ってる音だらけで楽しいのではないかと思います。
原曲へのリスペクト・オマージュも豊富なので、是非見比べてみてください。
凍りそうだ永遠の京都、行こう。
「凍り付いた永遠の都」とJR東海のPR「そうだ 京都、行こう。」の音MADです。 文字や写真の出し方や配置といった演出に非常に労力がかけられており、思わず見入ってしまうような映像表現となっています。原曲のサビの部分で音声面でも映像面でも盛り上がりを見せており、全体として作りこまれていながらもメリハリを感じる作品だと思います。
プリムダンテシヴァ
「プリムローズシヴァ」とYouTuber「PDS株式会社」の音MADです。プリムローズシヴァは秋霜玉の曲で厳密には東方の曲ではないですが、ZUN氏作曲なのでセーフということで紹介させてください。 シンプルな映像と迫力のある音が好きです。 余談: プリムローズシヴァは原曲の知名度は低めですが、2022年ごろからなぜか音MADが大量に作られており、2024年12月現在300件を超える音MADが存在します。1ループが短めの曲であることと、構成がある程度決まっていることから作りやすいんでしょうかね(音MAD制作に関しては完全にエアプなので分からないですが)。
ゆるゆりファンタジア
「ネクロファンタジア」とアニメ「ゆるゆり」の音MADです。 見どころはやはり終盤の妖々夢振り返りパートだと思います。東方妖々夢の楽曲が1フレーズずつ用いられてメドレー形式で流れ、非常に満足度の高い作品に仕上がっています。各楽曲それぞれに対して音MADが作られているのもいいですね。 尤もこの形式はこの動画が初出ではなく、明確なリスペクト元が存在します。メドレーが1面道中から順番にではなく一見不思議な順番になっているのは、リスペクト元のシリーズの妖々夢楽曲の音MADが作られた順に並べられているからです。こういった知識や文脈を知った状態で見る音MADにもまた違った面白さがあって楽しいです。
おわりに
東方関連の音MADについていくつか紹介してきました。原曲側と素材側どちらか一方でも知っていると楽しみやすいと思うので、東方を知っている方は東方関連の動画から見てみると音MADの世界に入りやすいのではないでしょうか。本記事で紹介した動画も興味があれば見てみてください。全部知ってたぜって人は僕におすすめを紹介してください。
ありがとうございました。