こんにちは。GUT2年のややややあです。
2年になってからは部活動やら勉強やらが忙しくすっかり幽霊になってしまいましたが、せっかくなので僕のイラストの成長についてまとめてみようと思います。
イラストを描き始めたきっかけ
僕が東方にはまったのは2020年のコロナ禍でした。20年春に高校に入学していきなり2か月休校になったわけですが、その時に家でYouTube見まくってたわけですね。ゆっくり茶番からキャラを知って、その動画で使われていたアレンジ曲から原曲を知り、割とすぐ原作に行きついたという感じです。中学のころまではオタクコンテンツに何一つ触れたことが無かったのですが、びっくりするくらいにドはまりしましたね。原作攻略遍歴とかも書きたいところですが省略します。
20年冬に初めてTwitter垢を作って東方界隈に飛び込んだのですが、そこで仲良くしてくださったFFのひとりが東方アレンジャーでした。また、ちょうどそのころ友人の影響でピアノを始めたこともあり、音楽への興味関心がとても高まっていました。なので東方アレンジを作ってみようと思うのにそう時間はかからなかったです。ただ言うは易く行うは難しで、初めてのアレンジを投稿したのは1年後の21年冬でした。アレンジ制作についても書きたいところですが、これも割愛します。
初めての投稿動画のサムネは文字だけという超シンプルなものでしたが、あまりにも寂しすぎると思い、次の動画からイラストを加えることにしました。東方界隈はフリーイラストが充実しているもので(ありがたい限りです)、dairi(はるか)様のイラストなんかは必ず一度は見たことあるんじゃないかなと思います。当時の僕にもフリーイラストを使うという選択肢があったわけですが、何となく全部自分でやろうと思ってイラストを描くことを決意しました。長々と書きましたが、要は動画のサムネイラストを描くというのが、僕がイラストを描き始めたきっかけです。
とりあえず描いてみた
イラストを描こうと思ったのはいいものの、右も左も分からないしとりあえず短時間でぱっと描いてみたのがこれです。くたか。
まじで何とも言えない。多分そこまで本気で描こうと思ってたわけではないから線がめっちゃ適当だし全体的に色々おかしい。
そして次に描いたのがこれ。ナズ。
どうやら影とハイライトを付けることを覚えたらしい。ただ、ミニキャラだとしても頭が大きすぎるし、もっと腕と脚を太くしないとバランスがおかしく見えちゃうよねって言う話。この頃は模写をしたり他人のイラストから学ぶということをほぼしてなかったからしょうがなくはある。
次は何枚か飛ばして、もこたん。ちょっと画風変わった?
相変わらず腕と脚が細い気がする。あと線画も細い。あと影を付けるときに境界をはっきりさせるやり方、いわゆるアニメ塗りをするのが怖くてできていなかった。別にアニメ塗りである必要はないんだけども、どうしても塗りが荒くて雑に見えてしまう。でもむしろ昔のZUN絵にちょっと近くはあるのかも()
いっぱい描いてみる
部活を引退したため暇になった(受験勉強は?)2022年の夏休みはいっぱいイラストを描いてました。特にミニキャラを多く描いてたっぽい。最初のきっかけはサムネに使うためのイラスト作りだったけど、だんだんイラストそのものが楽しくなってきた頃です。この頃のイラストを見てるとだんだん成長していく様が感じられて面白いのですが、経過はちょっと割愛して8月半ばに描いた輝夜だけ載せます。
だいぶ上手になってきたのでは!今見たら体細すぎるだろって思うけど、スカートのおかげで意外とバランスが取れてる(気がする)。ただ、髪に影がなくてのっぺりした感じがしますね。黒寄りの茶色だから影を入れなくても大丈夫だろうと考えたのでしょうけど、これくらいの色でも影が無いのが意外と分かります。
次は受験を経て大学生になった後のイラストです。2023年5月14日、こいしの日ですね。
なんかかなり良くなっている気がする。ミニキャラばっかり描いていたけど普通の頭身のイラストもいっぱい描こうと思ったのがこの頃から。バストアップなのは許せ。少なくとも輪郭とかパーツの位置とかは悪くないのではという気がする。ただ、この頃もまだエアブラシによるぼやっとした影の付け方から脱却できていないですね。あとどこに影を付ければいいのかよく分かってない匂いがめっちゃします。例えば頭の真ん中に生えてる「し」の字型の髪、本来は下側と右側に影を付けて真ん中で膨らんでいるように見せればいいのだけど、これだとめっちゃ平らに見える。影って難しい!
真似は恥ずかしいことではない
そして次は合同誌にも寄稿したZUN絵風お燐です。獣王園が発売されるということで、絶対お燐出るやん!と思って発売前日に描きました。
個人的にはめっちゃ自信ありです。しいて言えば服の柄と影がだいぶ雑になっちゃったよなーってくらい。これを描いてみて、どうやら他人の画風を真似すればそれなりのイラストが描けるのではないか、ということに気付いてきました
(遅い)。ここから先は色んな絵師さんのイラストを見ながら、パーツの配置の仕方や塗り方など色々なところを吸収するようになりました。
次はこれ。同クラのアイコン用に描いた雷鼓です。ペンギンを抱いているのは彼のリクエストです。
色んなイラストの色んな部分をめっちゃ真似させていただきました。塗りがかなり良くなったと思う。これくらいはっきり塗り分けても全然問題なかったんだって、このイラストでようやく気が付きました。あとは、ハイライトを髪の端っこに塗ることでそれっぽく見えるようになるとか。
次でラストです。僕はまるきゅうprojectにも所属しているのですが、先月の駒場祭に出した店での名札用に描いたイラストです。
自分で言うのもなんですけど、大好きです。体のパーツを大きく分かりやすくする、線画を太くする、影はざっくりはっきりと、小さいパーツは削ぎ落とす、この辺ですかね。3年前に比べると圧倒的進歩だと思います。
練習あるのみ
僕は継続的な努力が苦手な方で、絵を描くのも途切れ途切れになることが多いのですが、それでもやっぱり練習量がものを言うと思います。僕はこれからも練習を重ねて、より納得のいく、自分好みのイラストを目指して頑張っていきます。この文章を読んだ方でもイラストに興味ある人がいればぜひ一緒に頑張りましょう。