みなさん初めまして!8日のアドカレを担当することになった四散りんごと申します。GUT3年目にしてようやくサークルの同人即売会や文化祭に関わるようになったので、本日はそのうち後者の駒場祭について少し書き残しておこうと思います。
今年の駒場祭でGUTは原作試遊をはじめとした東方に関するコンテンツを来場者に提供することになりました。そこで私は、原作が下手でもできる手伝いということで立て看板を作ることにしました。そしてなんとこの立て看板はおそらくGUT史上初の切り絵看板になりました。
切り絵の「絵」の部分
まず立て看板の内容は、駒場祭全体のテーマが「彩なす」であり、GUTの企画名もそれに則り「東方駒場祭 〜 Blend Your Color.」であったため、虹龍洞関連にすると即決しました。そして東方を軽く知っている人でもわかるように、そして弾幕STGであることが伝わるように、虹龍洞6面を意識した霊夢がデカデカと映る下記の構図になりました。
問題はここからで、90cm*180cmという広大な立て看板を描く必要があるなか板タブがぶっ壊れました。一応iPadでも絵は描けるものの、スペックの問題でdpiを72まで下げるか死かの二択を迫られました。そこで私はdpiを72まで下げ、それを切り絵の型紙にするという結論に至りました。少女切り絵倶楽部の発足です。
まず色ごとにレイヤー分けしながらデザインを描き上げ、家庭用プリンターで印刷できるように立て看板を35分割しました。そして型紙を印刷しやすいように文字を入れ配置をズラしA4サイズごとに出力………という作業を27レイヤー分、合計214枚分でしました。苦しかったです。
そしてそれを全て学友会のプリンターで印刷していただき、必要な画用紙を大量に学友会から購入しました。約200部ではなく200種という大変な依頼をこなしてくださった学友会の方々と、更に部室まで持ってきてくださった学友会兼GUTの枝豆さんには頭が上がりません!
切り絵の「切り」の部分
材料は一通り揃った状態になったもののここからも業務の大渋滞でした。部室で何人もの人がひたすらに画用紙を切り貼りするという日々が何日も続きました。そして、作業開始が駒場祭約一週間前になってしまい間に合うか怪しかったなか、圧倒的なマンパワーでどうにかゴリ押し、完成に漕ぎ着くことができました。
完成品について
念のため印刷した画像を背景にキャラクターの切り絵を乗せ、その上にダンボールを挟み文字を乗せることで、立体感のある看板を作ることができました!
駒場祭当日は企画のエリアに置いてもらったおかげで、企画を訪れた人が写真を撮ってくださったり来場報告に使っていただいたりしました。あと一応屋外用の立て看サイズなうえ文字は取り外し可能な作りにしたので、来年の新歓あたりは今回の成果物を再利用できたらいいなと個人的には思っています。